「恋人のためなら、どんなことでもしてあげたい。」
一見、そのような献身的な女性は魅力的に映りますよね。
けれど、自己犠牲的に彼に尽くすことで、実は彼から大切にされなくなっていきます。
献身的に尽くしているのに、なぜ愛されないのか。なぜつらい気持ちになるのか。
この記事では、自己犠牲的な恋愛が愛されない理由と脱却方法について、徹底的に解説します。

自己犠牲的な恋愛に陥る背景
自己犠牲的な恋愛傾向の背景には、育ってきた環境や心理的な要因が関係していることが多いです。
- 幼少期に親から十分な愛情を得られなかった
- 親の前では常に「いい子」でいなければならなかった
- 自己肯定感が低い
このような要因があると、「愛されるためには尽くさなければならない」と考えてしまいます。幼少期から根付いた思考が大人になっても残り、恋愛で自己犠牲的な行動を繰り返します。
自己犠牲的な恋愛が危険な理由
心理的な負担の増大
自分の気持ちを抑圧して献身的に尽くすことで、少しずつストレスが蓄積していきます。
長期的には大きなストレスとなり、心理的な負担が増大します。
共依存による負の連鎖
共依存とは、お互いが相手なしでは生きられない状態のことです。「相手に尽くす自分」が自分の存在意義となり、相手も自立せず依存的になります。
共依存関係になると、恋人と健全な関係を築けなくなります。
自分らしさの喪失
彼のために尽くし続けることで、自然と「彼に合わせた振る舞い」をするようになります。その結果、「自分らしさ」が徐々に失われてしまいます。

「自分はこうしたい」ではなく、「相手が望むからこれをしよう」と考えるようになります。
関係が崩壊するリスクが高い
献身的に尽くしてくれる人がそばにいてくれると、「甘え」が次第に出てきます。最初のうちは「ありがとう」という言葉があっても、次第になくなっていくでしょう。
いずれ、「何でもやってくれる」と思われるようになります。
感謝もされずに雑な扱いをされ続け、尽くす側は次第に精神的に不安定になりがちです。
感謝されないことに対して不満が募ったり、「尽くしているのに全く報われない」と被害者意識が強まったりします。
最終的に行き着く先は、関係の崩壊です。
自己犠牲的な恋愛は「本物の愛」なのか
自己犠牲的な恋愛では、自分を犠牲にして相手を幸せにしてあげようとします。
このような恋愛スタイルを、「自分を犠牲にしても相手のために献身的に尽くすのだから、本物の愛ではないか。」と考える人もいます。
しかし、本当にそうでしょうか。
本来、恋愛とはお互いが満たされて幸せを感じられるものです。

どちらかが我慢を重ねる恋愛は、「幸せな恋愛」とは言えませんよね。
お互いに支え合い、成長し合い、良い関係を築いていく。
お互いに幸せでいられてこそ、「本物の愛」と言えるのではないでしょうか。
自己肯定感を高めて幸せな恋愛をしよう
自己犠牲的な恋愛を克服するには、自己肯定感を高めて「愛されるのに尽くす必要はない」と心から思えるようになる必要があります。自己肯定感を高めるために今すぐできる方法は次のとおりです。
専門家の力を借りる
幼少期から根付いた自己肯定感の低さは、簡単に矯正されるものではありません。
専門家の心理カウンセリングを受けることで、克服への道のりがスムーズになります。
恋愛以外に充実できるものを持つ
仕事、趣味、勉強、友人との交流など、恋愛以外で充実感を得られるものは多くあります。
充実感を得られる体験を増やしていくことは、自分を少しずつ満たしていくことに繋がります。
嫌なことには「NO」を伝える
自己犠牲的な恋愛をしている人は、恋愛以外の場面でも自己犠牲的な振る舞いをするケースが多く見られます。
「私が我慢すれば、丸くおさまるから」
「本当は嫌だけど、断ったら文句を言われそうだから」
このように、ちょっとした場面でも自分が我慢をする選択をしがちです。はっきりと「NO」を伝えて、自分自身の考えを尊重できるようになりましょう。
まとめ
自己犠牲的な恋愛から脱却できると、恋人との関係は幸せで満たされたものに変わります。
「相手さえ幸せなら」という犠牲的な考え方は終わりにして、まずは自分を大切にすることから始めてみましょう。

自分自身が満たされた先には、きっと「幸せな恋愛」が待っています。